ひとりびっち・R...びーち

 

 

ひらがな - 2007年01月29日(月)

 先日、あったか下着(ババシャツともいう)を買いに行ったスーパーで、暖冬のせいか希望のモノがみつからず、隣りにあった玩具売り場で、ついうっかりDSのゲーム「かいとうワリオザセブン」を買ってしまった。

 昨年買ったスーパーマリオも全然クリアできてないのに、本当に何を思ったのか・・・。

 せっかくだから少し遊ぶか・・と思って始めたはいいけれど、「かいとう」というだけあって小学校低学年でも遊べるように、一部のカタカナ以外は文字の表記がすべてひらがなで、これが非常に読みにくい。

 ちなみに、しゅじんこうは「かいとうびーちっち」だし、ふしぎなステッキ「ステッキオ」のセリフの表記はこんな感じだ。

 はくぶつかんにはふつうおたからがてんじされているしのう

 きょうはきゅうかんびのようじゃしおたからあつめもしやすいはずじゃよ


 加えて、今、通勤時に読んでいる本が高橋睦郎著「百人一首〜恋する宮廷」(中公新書)で、これまた短歌の表記が仮名だけのものある。

 まつしまのいしまのいそにあさりせしあまのそでこそかくはぬれしか

 かへるさのみちやはかはるかはらねどとくるにまどふけさのあはゆき


 ちなみに、上の歌は『重之集』・源重之、下の歌は『後拾遺和歌集』巻十二恋二・藤原道信朝臣のものだが、気合を入れないと暗号のようで読み下せない。
 
 漢字仮名まじり文に慣れきっている目には、内容はともあれ字面の読みにくさは「かいとうワリオ」も「短歌」もどっこいどっこいだな。

 



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