2005年02月03日(木) |
悲しいのは失うよりも いつの日かまた立ち上がること |
初っ端から"この冬の白さに"と"夕月夜"でGarnet Crowワールドへ引き込まれる。 吹雪だ吹雪(笑) 初めて生で聴く"忘れ咲き"は、やっぱり色々な記憶を呼び起こされるようで。 切なくなったところで、"flying"。 痛くて、苦しくて、気付いたら涙がこぼれてた。 やっぱりこの曲好き。
デビュー5周年ということで、「5年分の感謝を込めて」と言って "夢みたあとで"を。 丁寧に丁寧に歌っていて、ひとつひとつの音から感情が溢れてくるような気がした。
静寂の中の強さ。 無気力の中の情熱。 絶望の中の希望。 そういったものを表現させたらガーネットはピカイチですね。
アンコール1曲目の"君を飾る花を咲かそう"もそういう曲。 「初めて実体験から生まれた曲」と由利さんが言っていた。 初めてタイトルを聞いた時は明るい曲だと思っていたので、曲を聴いて驚いたのを覚えてる。
この曲や"Holy Ground"に代表されるように、ガーネットの曲には、 すべてを静かに受け入れて、それでも立ち上がって歩いていく、そういう強さがある。 大事なものを失って、このまま眠ってしまいたい、すべて終わりにしたいと思っても、 それができずに、また立ち上がる。 世の中はそういう風にできていて、人間は皆、そういう哀しい強さを持っているんだと思う。
とまぁ、そんなことを改めて考えさせられる夜でした。 新曲「「さよなら」とたった一言で」まで聴けて、大満足。 しっかーし! またしても"巡り来る春に"が聴けなかったことだけは、残念だった。 悔しいので、この曲からのフレーズをタイトルにつけてみた。 いつか聴けるかなぁ・・・・・・
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GARNET CROW "livescope 2005 〜I'm waiting 4 you & live〜" 2005.2.3(木) 中野サンプラザ
1.この冬の白さに 2.夕月夜 3.夏の幻 4.忘れ咲き 5.flying 6.call my name 7.冷たい影 8.Last love song(Vocal: 岡本) 9.水のない晴れた海へ 10.in little time 11.夢みたあとで 12.Holy ground 13.永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら 14.君連れ去る時の訪れを 15.二人のロケット 16.ブルーの森で〜恋することしか出来ないみたいに 17.Mysterious Eyes 18.僕らだけの未来
ENC 1.君を飾る花を咲かそう 2.「さよなら」とたった一言で(新曲) 3.スパイラル
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