2005年01月06日(木) |
誰か言って 激しく揺さぶって 「もう失うものなど無い」と |
breakdown
何かとんでもないものが沸々とこみ上げてきて、 ふっと自分の中の何かが崩れるのを感じた。 そばにあった物を手当たり次第に投げ散らかして、 それでも自分を静めることができなくて。
ひと暴れして息を切らしていたら、 ずっと隣で見ていたレックスが、 短い前足を私の腕にかけて、じっと私を見つめた。 小さい身体をぶるぶる震わせながら。
見たこともないほど怯えておろおろしているレックスを見たら、 なんだかとても申し訳ない気持ちになってきた。 抱きしめてもまだ震えが止まらないレックスを撫でているうちに、 なんとなく、落ち着いてきた。
ごめんねレックス。 ありがとう。
私はどうしちゃったんだろう・・・。
誰にも会いたくなくて。 誰とも話したくなくて。 何も聞きたくなくて。 何も考えずに、ただベッドの中で眠っていたい。
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