久しぶりに声を出して泣いた・・・と思う。
悲しかったわけじゃない。 嬉しかった・・・というにもちょっと早すぎる。
自分でも一体なんなのかよくわからなかったけど、 ちょっとでも進展があったことに、何よりほっとしたんだと思う。
彼のことは、あまり口にしないできた。 私がどれだけ考えても悩んでも、無意味なだけだから。
彼のホームページのノリにはちょっとついていけなかったし、 大体どんな言葉をかけていいのかわからなかった。
でも、つい数日前、一人で新子安へ行ってきた。 話すことは何もなかったけれど、とにかく彼がボールを蹴っている姿がみたかった。 いるかどうかもわからなかったけど、いる可能性があるなら行こうと決めた。 なんとなく、いるような気もしていた。
結局、彼はいなかった。 別に状況が変わったわけじゃないのに、私は絶望的な気持ちになった。 もう、見れないかもしれない・・・・・・。 いつしか消息が絶え、気付いたら引退していた、という選手は少なくはない。 今までずっと否定し続けてきた不安を、無視できなくなっていた。
そして、今日。 ホームページのメッセージが更新された。
正式に発表されるまでは何があるかわからないことは、 今までの経験で嫌というほど思い知らされた。 まだ喜べない。 まだ安心できない。
そんな気持ちとはうらはらに、涙は溢れてきた。 気が緩んでしまったんだと思う。
馬鹿げてる、と自分でも思う。 あんな奴のためにこんなに涙流すなんてもったいない、とも思う。 イタイファンだな、とも思う。
それでもやっぱり、私の中では、他の誰より大切な選手なんだと思う。 選手としてというより、人として、私にとってはかけがえのない存在なんだと思う。 認めるのは本当に悔しいけど。
どんなに遠くでも、どんなレベルでも、どこだっていい。 もう一度、彼のプレーが見たい。
この祈りが神に届きますように・・・。
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