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2004年01月21日(水) : タイムライン
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マイクル・クライトン 著
酒井昭伸 訳
早川書房 上・下二分冊
2000年5月20日 初版発行

1月17日に封切りされた映画『タイムライン』の原作。
映画を観たので、原作を読み直してみた。
映画公開に先立ち、文庫版が早川文庫NVから発行済。
私的には単行本の表紙の転送装置の絵がチープで一昔前のSFっぽくて(笑)ツボ。
ストーリーを大分忘れていたので映画は映画なりに楽しめたが、原作を覚えていたら楽しめなかったろうな、と。
マイクル・クライトンの作品の中ではストーリーがありきたりであまり好きな話ではないが、中世時代の描写は作者が楽しんで執筆した様子が伺える。
タイムトラベルのSFとしてよりも、この中世時代の物語を書きたくてこの話を考えたんじゃないか?



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