本の学校がリニューアルオープンする日だったのでお昼くらいに行ってきた。芸術書の類が1階のラ・バールの前に移動していたのはやっぱり残念だったけど、なんだか広く感じるようになっててよかった。 ローカルのTV局が取材に来ていて、芸術書が降りてきてどう感じますか?色々な人に見てもらえるようになりましたよねーと聞かれたけど、むしろ降りてきて残念だっての。たくさんの人に見てもらえるとか関係ないっつーの。本の学校の中2階は俺の隠れ家だったのになぁ。
『小説家を見つけたら』を観た。 バスケ大好きな高校生がおるんだけど、同時に彼には文学的才能もあるのね。でも、周りにはそれを隠してバスケに熱中しとる。そのほうが周りからもウケがいいから。ある日、とあるキッカケによって老いた小説家に出会うんだけどそこから年齢も人種も離れた2人の友情が始まるの。 全体的に好感が持てるさわやかな作品でよかった。主人公は途中で進学校に転校するんだけど、黒人であることや才能があることによって偏見の目で見られる。そのへんの孤立感とか上手いこと書いてるなーって感じ。最後らへんはちょっと上手くいきすぎな気もするけど、サッパリとしていていいかも。現実に近いということが必ずしもいい映画の条件ではないし。映画からはエネルギーをもらいたいからな、やっぱり。 ショーン・コネリーとアンナ・パキンも上手かった。アンナ・パキンみたいな女の子大好きで、久しぶりに観ることができて嬉しい。やっぱり可愛いな。監督がガス・ヴァン・サントということに驚いた。自分の中では彼は『エレファント』のイメージ。撮る絵の感じがなんか違うなー。
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