今日、好きな言葉を見つけた。
仕事中にある母子さんと
「バイバーイ」 「ほら、お兄さんが手を振ってるよー」 「さようならー」 「はい、さようならー」
というやり取りがあって、さようならの言い合いってなんだか『東京物語』のラストシーンみたいだなって感じた。「さ」のスッキリ具合から始まって「ら」という弾けた♪のような文字で終わるところが素敵だと思う。真ん中でゴムをグニャっと曲げるように存在する「う」もたまらない。
ブルータス読んだ。動物園特集です。色々な動物や動物園の紹介はもちろんだけど、動物園を舞台にした小説特集なんてのもあってかなり満足できた。以前から気になっていた、ジョン・アーヴィングの『熊を放つ』も取り上げられていて更に読みたくなった。まだ読んでいない本がたくさんあるのにね。『語るに足る、ささやかな人生』に星野道夫さんの著作集に…。
|