ゆうじの日記

2005年06月25日(土) 狂信者

「バック・イン・ザ・U.S.」のDVDを借りた。これはポール・マッカートニーが2002年におこなったライヴを収めたもの。

正直、僕が好きなのはビートルズであってポール・マッカートニー個人にはほとんど興味がなかったんだけど、このDVDを観てやっぱすごい人なんだって興味がわいてきた。お客さんがあんなに楽しんでるライヴ映像はこれが初めてですよ。ソロ曲ももちろん上手いんだろうけど、やっぱりビートルズ時代の曲をやってるときの会場のノリがすげかった。そりゃそうだよね、ある種の多くの人々にとってはビートルズの音楽って自分の魂に深く刻み込まれてるのだもの。ポールがステージに登場しただけで泣いていたお客さんの気持ちはすごくわかる。僕も、幼い頃に母親の車でいつも聴いていた曲の作者の姿を21歳になった今、直接ではないにしろこの目で観ることができたのは幼馴染に再会したような懐かしい気持ちを感じる出来事だった。
60年代のライヴの映像も挟み込まれてたりしたんだけど、2002年のライヴと観客の目が一緒なんだよね。キラキラしとる。それは青春時代にビートルズに影響を受けた大人たちだけじゃなくて彼らと一緒にいる子供たちも、そしてたぶん観ている僕もそう。これってすごいことです。
観ているうちに自然に涙が出てきて、観客の何人かも泣いていて、ビートルズ時代の曲を聴いて連想する出来事は個人個人でもちろん違うんだろうけど彼らの曲が心に響いたことによる涙だっていうのは一緒。
国境なんか一瞬で乗り越えてしまう芸術。あー、いいねぇ。実にいい。「ブラックバード」や「エリナー・リグビー」とか特によかった。「エリナー・リグビー」始まった瞬間なんて母親と一緒にキャーキャー言ってしまった。「キャント・バイ・ミー・ラヴ」もめっちゃノリがよかったわぁ。

近くのツタヤには4本置いてあったんだけど今までレンタルされているのを観たことがない。ちょっとでもビートルズの曲を聴いたことある人にはめちゃくちゃお勧めです。
お給料出たし、買ってしまおうかと考え中。多くの人にとって音楽の「元祖」であるビートルズの生き残りだものねぇ。自分が好きというのも大きいけど、音楽史的にもすごい価値があると思うのよ。多大な影響を受けた作品をバイブルと例えることがあるけど、ビートルズの場合は特にそうだと思う。ビートルズは宗教だって言う人もおるくらいだし。

自分にとってもビートルズは神様になってる。狂信者だという自覚アリです。でもCDを薦めるくらいで、怪しげな水とか壺を売ろうとはしないから安心してください。


 < 過去  INDEX  未来 >


ゆうじ