ゆうじの日記

2005年01月04日(火) 淀川さんの解説

一回の地震がキッカケで14万人も亡くなるほど人間はもろいけど、その人間が創ったものが何年も何十年も何百年も残るほどの力を持っているのはなんか素晴らしいなぁっと思った。芸術的なものもそうだけど、友達が何気に言った言葉だってそう。人間の心ってすごい?

『淀川長治 映画ベスト1000』とジュンパ・ラヒリの『停電の夜に』を買った。

淀川さんの解説はやっぱりすごいと思う。

前のエイリアンは、なまこのようでウニのようにネットリとして、まるで伊丹十三さんとかウッディ・アレンみたいでしたけれど、今度は四本の足で走る、走る、飛びつく。キャメラがエイリアンの目になって走るところが怖くて楽しいなあ。
そして盛りあがってラストはびっくり仰天だ。シガニーは髪を切ってスキンヘッドになりました。男みたいに走る、走る。このとき四十二歳ですけれど頑張っている。というわけで、単なる活動劇だけじゃあなく、彼女の演技力のすごさを見てください。そこも見どころですよ。


例えば僕なんかは『エイリアン3』の感想を「雰囲気が暗すぎて、あまりおもしろくない」くらいしか言えないけど、淀川さんはこう解説する。
カメラがエイリアンの目になるところとかエイリアンの質感の変化までには僕は目がいかんかったもんなぁ。一般的につまらないと言われている作品でも、おもしろいところを見つけられるその目を尊敬する。
くだけた文章もいいね。難しいことを、誰にもわかるような優しい言葉で解説するのはすごい技術。難しいことを偉そうな顔で喋るような解説者はいらんですよ。解説をする者なら誰にでもわかりやすい説明をすんのが大切だと思う。
この1000本、全部観ることを目標にしてもおもしろいかも。

映画を頭で見たら、つまんないね。もっと感覚的に見てほしい。


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ゆうじ