ゆうじの日記

2004年02月07日(土) 美術に出会う

お昼前までゴロゴロしてた、幸せ。

お昼からは上野の東京都美術館でやってる「パリ マルモッタン美術館展」行ってきた。モネ〜。

地元にある美術館に、一年くらい前に行ったんだけどその更に前と言ったらもう小学生の時だよってくらいの自分が最近、美術に興味あり。

これも、またまた文芸ジャンキー・パラダイスの(うちのリンクから行けますってば)カジポンさんのおかげ。カジポンさんのHPでは、敷居が高いものとついつい思ってしまう芸術をわかりやすく説明されてます!このHPに出会えたことにマジ感謝っす!!

本当は、美術館に展示してあった作品などの感想などを書きたいなぁと思っていたんだけど、先に書いたように美術に接したことが今まであまりなかったので、どういうふうに感想を書いていいのかわからない。「鉛筆でここまで濃淡が出せるなんて素晴らしい!」なんて感想も耳にしたけど「そういうもんなんだ・・・」ってくらいだし。

でも、そんなド素人な僕でも素晴らしいものを見ているというのは確かにわかった。

特にモネの作品には感動。「睡蓮」シリーズが有名らしいんだけど確かにすごかった!
池の周りのやなぎが水に映っている。空の雲が水に映っている。そういうふうに文章で書くと一文で終わってしまうのだけれど、実際に絵を目の前にしていると確かに空気が感じられたんだ。
また、晩年のモネは白内障によって視力が低下してしまい、なにを書いているのかハッキリとわからない作品もあったのだけれど筆の跡からは確かに熱が感じられた。
モネが亡くなったのは1926年。78年経った2004年の現在にまで、当時彼が感じたであろう空気が絵を描くことによって受け継がれているのはすごいと思った。
モネのコーナーではすっげ〜すっげ〜って言葉がずっと頭から離れなかった。手帳のメモを今読み返してみたんだけど、感動でめちゃくちゃですよ(笑)

モネってマネとどう違うの?兄弟とか?なんて思っててごめん!

モネすごい!モネだけじゃなくって人間ってすごい!今を生きてることに感謝!なんかね、素晴らしいものに触れたあとは自分がちょっとはまともな人間に変わったと思えてくる。ちょうど今読み返している村上春樹の「海辺のカフカ」の作中で、ベートーヴェンの音楽に出会った星野くんのような感じ。魂の向上。

「何かを経験し、それによって僕らの中で何かが起こります。化学作用のようなものですね。そしてそのあと僕らは自分自身を点検し、そこにあるすべての目盛りが一段階上にあがっていることを知ります。自分の世界がひとまわり広がっていることに。僕にもそういう経験はあります。たまにしかありませんが、たまにはあります。恋と同じです」

「海辺のカフカ」のなかで、ちょうど今の僕にピッタリな言葉を見つけた(これも運命)ので引用。
そうやねん、恋と一緒やねん。誰かを知ることでその人が自分の中に入ってきて自分の性質を変えてしまう。それまでとは世界が少し違ってみえるしなんだか大きくも思える。

もっと知りたいなと思う。その人のことも、その人の周りのことも知りたいなと思う。今まで自分が知らなかったことばかりだから、それがとても楽しいし同時に苦労もするけれどその欲求は素晴らしいことだと思う。あれ?なんか話しズレてる?

本当は竹久夢二の美術館も行きたかったのだけれど場所がよくわかんなかったし、閉館時間も迫ってたのであきらめちゃったのだ。明日、行けるかなあ。


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ゆうじ