under one umbrella

2005年02月08日(火) ジンジン



怒らないのが売りのあたしだけれども、
久々に、プチッときた。


まったく、
あたしの周りのチビ女にはろくなのがいやしない。


どうして揃いも揃って、
彼氏がいることを笠に着て調子に乗って、
えらそうにペラペラ喋る女ばっかりなんだろうか。


腹立つ…







髪の毛を切った。髪型が変わった。
寺島がいたく気に入って褒めてくれたそれは、
仲良くさせる役割を果たしてくれているよう。



今日寺島が昼から来ると言うので、
朝からお風呂に入って、
じっくり手入れもして。
すると、引き戸の向こうにある携帯が鳴り出した。



『もう着いたんですけど』



まだ11時台なのに。
もうお昼ご飯食べたんだって。




『まだお風呂から上がってもないんですけど』



電話の向こうで寺島は笑って、
少し待つことを了承してくれた。





部屋で、濡れた髪の毛をドライヤーに当てる。
その光景をしばらく見ていた寺島は、
あたしからドライヤーをとって、
手ぐしをしながら当ててくれた。


前にも櫛で梳いてくれたことを、ふぅっと思い出す。
あの頃より、大分短くなった。



地肌や額の、
寺島の手が触れた部分がジンジンした。
触れられるたびに、心はビクッとしてた。





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きっとこれもまたあたしの記憶に刻まれるので、
よしとする。



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