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道産子北条、毎日がこれ発見。
北条の新しい仕事場は5階にある。窓は比較的大きく、眺めも良い。で、物珍しさも相まってよくそこから外を眺めるわけだ。 窓のすぐ下、道路をはさんで向いは民家である。初めて見た時から、いくつかあるそのうちの一つがちょっと気になっていた。広めの一階の屋根が平になっており、その上にもう一軒、小さな平家が建っているように見えるのだ。屋上にもひとつ一軒家って感じですか。ちゃんと物干もついている。 本州には不思議な家があるもんだなあと思っていたら、昨日の飲み会で、それが誤解だったことが判明した。 「ぼくたぶん下の階の北条さんの真下に机があるんですけど、窓から不思議なものが見えません?」 そう聞いてきた彼は東京者。 「ほら、屋根の上に家が建ってるみたいな……」 「ああ、ありますね。関東にはこういう家があるものなんだなと思ってたんですけど……」 「そんなわけありませんて! あれは普通じゃないですよ!」 そんなこと言われたって、関東生活初体験の私が知るはずもない。だって文化圏が違うじゃんよー。普通かどうかすらわからないんだよー。
でもって、今日は今日とて、同僚と通勤路の話をしていたときに「うん、夏は駅まで自転車」と言ってしまった。こっちは夏でも冬でも自転車に乗れるのよね……。いやあ、あぶないあぶない。きっと他にも知らないうちにやっちゃってるんだろうなあ。 そんな自分が愛しい今日この頃。
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