ぼんのう
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2005年08月15日(月) 参拝





参拝した。
親類縁者に戦死者はいないが参拝したということは、私人ではなく公人として参拝したことになる。
国民は国家への義務を果たす一方、国家は義務を果たした国民に、その労苦以上の恩恵と福祉を与えなければならないとする、一人の民主社会主義者として参拝した。アメリカ人であるが、同時に日本人として、水戸藩藩士の末裔として参拝した。

以前日記にも書いたが、我輩が靖国神社を参拝するのは、余程のことである。
告白しよう…我輩は大学時代、首相らの公式参拝等に反対する学生声明に署名したことがある。その若さ故の過ちに対して、自己弁護するつもりは毛頭ない。
この神社の本当の意義を知った現在、個人的な無知の恥を素直に反省したい。
本殿までの長い二時間…炎天下の陽光の厳しさを、せめてその反省の証としたい。英霊達に今までの非礼を詫びたい。その気持ちで、長い行列の中に入った。

我輩は体質的に熱中症になりやすい。
本来なら帽子をかぶり、水分補給しなければならない。
だが帽子は被らず、朝から水も飲まず、黒系の服を着て、我輩は今、この行列の中にいる。午前10時から並ぶも、列は遅々として進まず。

正午、列に入ったまま、一斉黙祷。
ざわめきはなく、ただ鳩の羽ばたきだけが聞こえる。

本殿前に立つ。
このような恥ずかしい存在である我輩が、なぜ、神殿の真正面に立っているのだ?
脱水症状で心が霧の中に漂っている。
その中で拍手を打つ。


その時、胸の中にあった何かが大きな唸りをあげ、両足から地面に向かって流れ消えるのを感じた。気持ち悪い、何か自分ではなかった何らかの存在が、急速に消えていく…暑さでとうとう狂ったか?そう思ってしまう出来事であった。


参拝を終え、駅へと戻る。
身体がフラフラする。
しかし今まではとは違う、感じた事のない清冽な気分となる。





ゲーム業界にいる間、政治云々とかは言わないようにする。
しかし、この業界において、少数派でありたい。


ANDY 山本 |HomePage

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