ぼんのう
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「代官の日常生活〜江戸の中間管理職〜」西沢淳男著・講談社(クリックしよー)
---なお、近年、「悪代官」というタイトルのシミュレーションゲームが発売され、キャッチコピーには『賄賂を使って悪行三昧!お主もなかなかの…悪よのぉ…』とある。--- (同書P7)
どうしよー? この先生(法政大学講師)に、ソフトとか、プレゼントすべきかな。 「学術研究の資料に、是非お役立てください」とか。
…資料にはならないだろうな。うははは。
でも、ゲームとは全く関係ない所から紹介していただくこと、これは我輩にとって大変うれしい。というか、そもそも我輩自身、ゲーム業界の人と話すよりも、新橋のガード下の泥酔したサラリーマン、勤勉な天草の農婦、寡黙な大使館職員、かつて同級生だったヤクザの組頭等と話す方を好む…狭い井戸に沈みがちな業界なだけでに、外の人の自然な会話こそ、新しいアイデアの源になる。業界の硬さを持たない、業界に全くかかわりのない人こそ、新しいアイデアの祖になるものだ。
にしても、面白い本だ。 「悪代官」製作中にこの本が出ていたら、また違う展開があったかもしれないな。
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