ぼんのう
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思わず昼食に、「てんや」のかき揚げ丼を食べてしまった…かき揚げって、結構油使っているからな…。
かき揚げで思い出した。我輩は大学時代、一時、駅蕎麦をよく食べていたが、必ず頼んだのが天玉蕎麦…天麩羅と言っても、駅蕎麦は例外なくかき揚げだったが、これが結構好きであった。かき揚げを少し汁に浸し、蕎麦と一緒に齧り食べるのが、大学生だった頃の我輩の夕食であった。まあ、肥満が悪化した原因でもあるけどな。
今は不味くてしょうがない「あじさい」が支配しているが、昔は駅毎に違う味の蕎麦を味わえて、それだけでも結構楽しかった。JR三鷹駅改札口脇に、あじさい系列のこぎれいな駅蕎麦があるが、10年前に反対側の今コーヒーショップになっている周辺に、別の駅蕎麦があった。ここのかき揚げは変わっていた…かき揚げというより、座布団揚げと表現したほうがよいのか、お好み焼きのようなものが乗っていた。パリパリ感はなかったが、汁の染み込みが早く、牛蒡の歯ごたえもあり、なかなか美味であった。空腹も瞬時に癒された思い出がある。今は閉じてしまっているが、武蔵小金井駅も昨年まで懐かしい味のする駅蕎麦屋があったが、やはりあじさいにやられた。
正直な話、単一の味にしたところで、利用者が喜ばないものこそ、駅蕎麦だと思う。
…はて、これはゲームにも言えることでもあるな。
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