ぼんのう
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| 2003年02月25日(火) |
おっちゃん…がんばれや… |
中高年のサラリーマンに何故か憎まれている我輩であるが、今回はそんなこととはあまり関係ない日記。
給料日。 ほんのり暖かい懐で、今日の昼食はいつものインド料理屋サムラートで、カレーセットにタンドリーチキンでも頼もうかなあ?…と歩みを進めていたところ、以前から開店準備中で気になっていた店が、いつのまにかはじまっていたことに気がつく。
屋タイ風料理 亜路居 (吉祥寺本町1-31-4 0422-20-8108)
“屋台”とあえて“屋タイ”とし、“タイ料理”を“タイ風料理”としたところに、怪しさを感じるが、こーゆー感じの店を何故か気にしてしまう我輩は、早速暖簾をくぐった。 狭いカウンターのみで、遅い昼食を終えたサラリーマンが出ようとしてたところであった。もはや客は我輩一人。店主は40歳くらいだろうか?脱サラという感じ…ではないなあ…。我輩を見るなり、何故かオドオドしはじめる。
「な…なにになさいますか?…」
トムヤムクンラーメンというメニューがあったので、それにする。にしても、メニュー数が少ないぞ?タイカレー数種とトムヤムクムと、あとは酒のつまみになるようなものが数種。 タイの屋台と同じで、品数が少ない…とでも言いたいのだろうか?バンコックのフードコートを期待しちゃあいけないかもしれないが。
とか思っていたら、おっちゃん、小鍋にスープを注ぎいれ、沸かし始めた。
…いや…ラーメン屋じゃないから、最初からグツグツ煮たてているとは考えていなかったけどね…。
おっちゃん、できあがったトムヤムクムラーメンをおそるおそる出してくる。うん。普通のトムヤムクムだ。麺もタイでよく見かけるタイプのヤツ。
「あ!」
おっちゃん、突然叫ぶ。
「すみません!海老を忘れていました!」
数分後、海老がのっかる。 調味料とかをぶちいれつつ、食する。 調味料の中に砂糖が入っていないのは、まだまだよのお…。
味は…おいしいほうかな? スープも全部飲んだし、味の素がバッチリ効いていたのも、タイ料理らしい。 追加して頼んだアンニン豆腐も美味しい。 あわせて750円は大変安いと思う。 最近のタイ料理、味は普通だというのに、いっちょまえの金を請求してくるもんなあ…安い安い!(東京においては…タイ本国と比べてはいけない。)
吉祥寺という場所に慣れていなければ少しわかりづらい所にある店である。 もし偶然見つけたら、入ってみては如何かな?
でもなおっちゃん…料理よりも水を自慢するのはやめてくれ…涙が出てしまう。
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