ぼんのう
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大学時代の友人後輩達と集まる。 明日からICU祭なもんで、上京しつつOB会でもやろうという、いつもの集いだ。 しかし、普通どっかの居酒屋に入って飲み、カラオケでがなりたてる・・・というパターンを考えてはいけない。というか、今までの日記を読んでて、一般的なルートというのを、期待するのもどーかと思う。
集合は秋葉原。 時間は未定。 集合場所も未定。 メンツも未定。 これでなんだかんだいいながら、自然と皆アニメイトで合流できる。 適当にブラブラしながらも、メイド喫茶に行きたいという感じになり、店まで歩くが、混んでいたので引き返す。 近くにアラビアの店があると、F田君が誘うので、そのまま行くと、意外な場所にあった。アラビアの店というより、アラビア食材店って、ヤツだね。ここでF田君、我輩らにどーしても飲ませたかった塩入り缶コーヒーが売れ切れていたので、しかたがなくマンゴージュースを飲ませられることになる。しかしこのマンゴージュース、ジュースというより少し溶かし目のジャムという感じで、喉に纏わりつく後味がすばらしい。ゲップもマンゴー…しかし内容物を読むと、マンゴーではなく、殆ど水あめという強烈なモノ。しかも恐ろしい事に、自分の胃の形が分かる位に、胃壁にぺっとり。是非とも、バリウムではなく、このマンゴージュースでレントゲンが撮れるように研究開発をしてもらいたいものである。 ついでに、クルミをココナッツで包んだ怪しいイラン製お菓子を買う。でも見た目なかなか美味しそうだったし、自宅に帰ってから一口食べたが、これがなかなかイケル!イラン風味のスニッカーズのようなものだと想像すれば良い。うん、これはあたりだ。賞味期限が2ヶ月過ぎていても美味しいし、腹に悪い影響を与えていない。連休明けに会社まで持って行こう。
神保町まで歩きつつ、なす君が書泉で買い物をする。「Dr.モロー」の3巻をまだ買っていなかったので、ついでに一緒に入り、購入する。出てくると、他の連中がいない。携帯電話で呼び戻すと、すずらん通りで古書祭りをやっていて、あのレインボー通商も出店しており、北朝鮮のタバコも売っていたという。食事前にそこまで向かう。途中で、時代を30年ズラした図鑑を売っている出版社の出店を冷やかしつつ、到着。
「あ!ペクトゥサンがない!」 「うーん…チンダルレはさすがにないか…」
とか叫んでいたら、店番してたいおっちゃん、偉く気に入ってくれたようで、タバコを軒並み500円にサービスしてくれた。 ちなみに、日記で我輩は北朝鮮を敵視しているが、こーゆー怪しいものに関しては結構目がない。「ペクトゥサン」とは“白頭山”で、朝鮮半島の聖地にして、一番有名な北朝鮮製タバコ。「チンダルレ」は“ツツジ”の事で、最低クラスの北朝鮮タバコ。ここで「はくとうさん」とか言ったり、「チンダルレ」の事を言わなかったなら、多分サービスはなかったであろう。でもこれらの知識は、伊豆見先生の本に負うところ大であったりする。 結局買ったのは、これまた(一部で)有名な、目が死んだ鼻のでかいヤル気ノーナッシングの男が、赤旗なのか、たいまつなのか、赤いウンコを巻きつけた棒なのかを振って、体操をしているタバコ。 なんというタバコかな? 高信太郎先生からのハングル読みが活かされる!
コ…コン…ショ…ショル?…コンショル
意味は? 知らん!
F田君もロシア語は読めるが、意味が分からないというのと同じだな。
さて、食事は予約しておいたシュラスコ!数年前にバッカーナという店があり、そこでブラジル人達が肉を持って踊り切りしていたというものであったが、若かった我輩の胃袋が食い潰したらしく、その後消えてしまったという、悲しい伝説があったが、こーして少しずつ回復してきている。これはうれしい。絶滅保護種だから、あまり無茶しないようにしよう…。
さて、その後食後の一服で新宿書店によって、怪しい雑誌を買い、すぐそばにあるカラオケ・パセラに入る…新宿と秋葉原が神保町に侵食してきているような気がする。 で、パセラでは何をするか? カラオケ? ノーノンノン。 なす君が今までネットで集めてきた怪しいmp3データやムービーを見るというのである。 なぜ、パセラ?喫茶店でいいのでは? いや、だから怪しいのだ。
有名な「All your base, belong to us!」のかっこいい(?)音楽ムービーや、2チャンネルで話題沸騰の「××ペ×ス」で爆笑し、究極は 「ネコナベにゃーにゃー」…
たのむ。 止めてくれ! 笑い死ぬ!
呆れたのは、この歌サンプリングではなく、声優(?)に最初から最後まで5分以上ネコナベにゃーにゃーと歌わせているということ。最初は「ネコのナベ」、つまりネコがナベを作るという普通(?)の内容であったが、歌い続けていくうちに、疲れてきたのか、いやになってきたのか、「ネコナベ」になったというオチ。 いやあ…「メイドさんロック」以来の衝撃であったなあ…。
他にもたくさんあったけど、もうこのヘンにしておくわ。 寝よ寝よ。
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