ぼんのう
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| 2002年07月01日(月) |
というわけで、あたらしい期が |
はじまったとゆーわけだ。 あ、ひらがなばかりで、すごくばかそう。 もうすこし、ひらがなだけでかいてみようかな?
止めておこう。 マジでこれ以上精神的にバカになっても仕方がないであろうに・・・。
今日面白い本を買った。 「廃墟の歩き方〜探索編〜」(栗原亨監修 イーストプレス刊) 以前、廃墟ウォッチャーという趣味を持っている方々がいると聞いたことがあるが、この本はそんな人が写真で撮り、感じたことを纏めたもの。 非常に面白いので、(なかなか見つけられないと思うが)一読をお勧めしたい。
そんな中で気になった廃墟を一つ。 「ゆう・もあ村」(茨城県新治郡)跡 元々廃村であったのを、テーマパークに無理矢理し、案の定コケて2年以上経った跡地。テーマパーク化という延命措置を取ったとしても、その跡があまりにも惨たらしい。 忍者、恐竜、マンモス、B級発明館・・・それらが不気味に荒れたまま、朽ちていく姿は、写真を通してもえもいわれぬ迫力をヒシヒシと感じてしまう。
元々ちゃんとした(?)廃村だったことから、いくらか残存しているイレモノはきちんとしている。もしここの存在を知っていたら、「悪代官」の撮影をここでやっていたかもしれない(何せ、タダだし)。 だから朽ち果て方にあまりのギャップを感じさせてくれるのだ。
廃村の時の建物は、品格を保ったままゆっくりと朽ちていくのに対し、テーマパーク期に作られた物の破損進行状態は極めて速く、みっともないくらいである。
他にも、かつて豪農だったが、今は遺影と位牌した残っていない屋敷跡。これは病院なんかよりも、よほど不気味に感じた。 意外に素敵だと感じたのは、伊万里造船所跡。巨大なコンクリートの塊が、侵食する自然に身をゆだねるその姿は、むしろ芸術的ともいえる。
ああ。 急に我輩も廃墟ウォッチングしてみたくなったな。 よし。 今度は埼玉県大里郡寄居町(またかよ!)の、あの怪しいタイヤが積み重なった廃墟にでも覗きに行こうかな?
いや、やめよ。 やぶ蚊が多そうだ。
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