ぼんのう
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現韓国大統領金大中氏の拉致事件を描いた映画を有楽町まで観にいった。 簡単な基礎知識こそ必要だが、断言する 絶対観ろ!
主人公以外は全部実名、フィクションだとオープニングで強調されていたが、10%だけフィクション(主人公周りが)、あとはノンフィクション。眩暈がする位のノンフィクション。
眩暈と吐き気…それが感想だ。 作品に対してではない。 これが90%事実だということへの生理的不快感だ。
森前首相が主催したオープニング試写会で、映画が終わった瞬間、挨拶もせずそそくさと逃げたというニュースがあったが、そーだろーな。
企画のI氏曰く、 「山本さんは、ドキュメンタリー好き?」 との指摘を受けたが、そーかもしれない。
最後にチラっと出た当時の後藤田官房長官には笑ったが、いやー…ある意味で、すばらしい映画であった。放映している映画館は少ないけど、「親分はイエス様」以来、久々に感動した。
一番嫌なのは、嫌なことに対して「嫌」と言えなくなる時代が来ることである。
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