tdd diary

2013年07月12日(金) 伝統を現代に

あつーい。毎日毎日暑い。もう、逃避するしかない。エストニアに逃避するしかない!


ヨーロッパいくなら絶対ドイツ!ドイツ!とずっと思って今日まで生きてきた。が、ドイツから全っ然手仕事関連の話が流れてこない。ないわけじゃないんだけど、70年代から80年代のものの素晴らしさの流れを全く汲んでないものしか流れてこない。ドイツどうした!?どうしたんだー!?と思いながら日々働いている。行ったらそういう文化もどこかにちゃんと残っているのかもしれないけれど。

フランスには華やかなオートクチュールの世界があったり、イギリスにも伝統のニードルワークの文化がちゃんと引き継がれている。イタリアにも伝統の刺繍文化がいくつもあり、編み物する人も多い。意外とやってなさそうに見えて手芸大国なのがアメリカ。新しい文化は出てこなくても、みんな各々好きなことをしてる。でもドイツからはなかなか本も出版されてこないし、掘り起こそうとする人もなかなか出てこない。

ルーマニアに住む日本人の女性から会社にメールが来て、取引をしている。日本から嫁いだ先の姑さんが刺繍の図案を描ける名人のような人で、日本に紹介する本を出版され、材料をうちのお店で販売することになった。


めっちゃ売れている。こういう手仕事のニーズが本当はあるのになーと、ドイツの人にも教えてあげたい。今こそ古き良きドイツの手仕事を掘り起こす時なのだー!


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hatori [mail]