スカパーのTBSチャンネルで落語番組見る。談志の追悼特番で小さん、談志、小三治の三人落語という貴重な一席を観た。モノクロの映像で、三人はまるで黒澤映画の中の志村喬と三船敏郎と加山雄三のようだった。談志について聞かれた時にゲストの京須偕充さんが割と淡々と「今は語録とか細かいことが取り上げられがちだけども、ベートーヴェンとかゴッホみたいに50年100年経って芸の真価が評価されていく噺家だ」と言ったのに対して、同じくゲストの小遊三は「やっぱり、そこにいてくれてこそだからねえ」と言葉を詰まらせて目を潤ませていた。コメントだけで出ていた小三治も話しながら言葉を詰まらせていた。「談志より志ん朝が上って言われがちだけど、芸に対する内に秘めたものにおいては志ん朝の比にならないものを談志は持っていた」と話す小三治は問題ばかり起こす破天荒な兄を失った弟の顔に見えた。

http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/800/102201.html 小三治のとても印象に残る談志についてのインタビュー。弟弟子というスタンスから本当に色んなことが流れていって、今に至るまでを様々な思いで見つめ続けてきた小三治の愛憎が見えるような発言の数々。小三治ラブ!
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