最後に談志師匠が落語しているのを観たのは、一昨年くらいだったかのお正月にテレビでやっていた「芝浜」だった。どうしょうもないような人に向ける、人情という温かい目線。この視点が談志と志ん朝のすごく大きな違いで、だからこそ「芝浜」は談志のものという感じがする。志ん朝も円楽も、誰よりも小さんが温かく迎えて、大健闘を褒めてくれてることだろうなと思う。