| 2010年05月03日(月) |
infinite playlist |

「nick & norah's infinite playlist」っていう感じのいいタイトルなのに、なぜか「キミに逢えたら!」という、タイトルだけでいえば確実に観る気が削がれる最上級に残念な邦題が付いてしまった劇場未公開作品をdvdで観る。ちなみに昨日観た「遊星からの物体X」のオリジナルタイトルは「the thing」だ。そこにこの「遊星からの物体X」という邦題をつけるセンスの素晴らしさ!このオリジナルを超えんばかりのネーミングセンスが今の日本の映画会社には必要。
フラれた彼女が忘れられずにmix cdを作っては送っている男の子ニック(マイケル・セラ!!!)と、聴かれる事もなく捨てられているそのmix cdを毎度ゴミ箱から拾って7枚も聴いているうちに会った事もない作り主を好きになってしまう女の子ノラがある夜出会う、というツボ過ぎるストーリー。それもニューヨークで。ウディ・アレンの映画にもジョン・カサヴェテスの映画にも、「セックスアンドザシティ」にも出てこないキラキラしたニューヨークの街の、夜から夜明けを車で走り抜けるように観ることができるのも楽しい。
vampire weekend、the submarines、we are scientistsなど、今高校生とかの子たちが大好きで聴いてそうな音楽がいっぱい。「ライフアクアティック」でも使われてたdevoのmark mothersbaughも1曲提供している。聴いている音楽自体は1つも2つも後の世代にしろ、酒飲まないと言っただけなのに「もしかしてストレートエッジ?」みたいなこと聞いたり、さんざん聴いてきたmix cdの作り主に向かって「お前なんか別れた彼女に未練タラタラのエモパンク坊やだ」と悪態つくシーンなど、30代でも普通に会話が理解できるので置いてきぼり感はあまりない。ニック以外全員ゲイっていうバンド仲間の子たちも1人1人いちいち最高。

ジャケットからアートワークすべて心のこもった手作りのmix cd。タイトル、「road to closure vol.12(終わりへの道 12)」!別れ話をされてから12枚もmix cd作ってるというのが泣かす。失恋から立ち直ってないので何かとちょくちょく涙目になっているニックの携帯の着メロがcureの「boy's don't cry」なのがホントに笑える。そういう私の着メロも2年前から「friday i'm in love」なんだけども。
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