仕事帰り、有楽町へ。レディースデーでガス・ヴァン・サントの新作「ミルク」観る。「エレファント」以降、「ラストデイズ」、「パラノイドパーク」、「パリ、ジュテーム」や「それぞれのシネマ」などへの参加作品も含めて映像のイメージ先行な感じの作品が多かった印象でしたが、「グッド・ウィル・ハンティング」とか「小説家を見つけたら」(どちらも脚本は別の人)とかも作っている監督なのだった、というのを思い出させる感じの素晴らしい作品だった。ここ最近のふんわりした手法を封印したうえで、それでも「エレファント」から続いている、すぐ近くにある死を写していく感じのテーマはなぞりながら、でも今回は脚本家と役者にも支えられてそこから飛び抜けた感じが。集大成といわれる作品に相応しいものになってて素晴らしかった。政治活動の流れは追いながらも、恋人とすれ違う切ないシーンが心に残り、ミルクによって希望を与えられていく人々に心を動かされる。

オフィシャルサイト ショーン・ペンも素晴らしかったけど、使いたい役者リストの上位をみんなキャスティングできたんじゃなかろうか、といった感じのジョシュ・ブローリン、ジェームズ・フランコ、エミール・ハーシュ、ディエゴ・ルナもそれぞれが華々しく生き生きとしていて良かった。ドキュメンタリーの方の「ハーヴェイ・ミルク」もアップリンクXで公開中。
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