「インスタント沼」のために有休。そもそもアケミちゃんがなんでプロデューサーの名前入りの試写状を持っていたのかも不明。色んなことを深く考えないで生きてきたのでそのままのノリで試写室に行ったら名刺をくれと言われ、持ってないんですが(たまたま今日持って来なかったとかではなく5年前から自分の名刺というものを持っていない)と答えると、じゃこちらに、と名簿に名前と所属を書くよう求められた。メディア向けの試写会なのである。ごめんなさい遊びで来ました、と、正直に言ったとて受付のお嬢さんも返しようがないだろうと思ったので、はてどうしようと考えた。アンアン?キャンキャン?アネキャン?ジェイジェイ?ボンボン?ガンガン?コロコロ?様々なウソの所属が脳を駆け巡った結果、飄々とした態度でそこの欄が目に入らなかったことにして完無視しておきました。さあ、あなたならどうする?こうするしかないだろうが普通、という、遊びに来た人にしては当たり障りない結論を選んだつもりです。映画会社の試写室の椅子って社長室の椅子みたいなのね!ふっかふかでしたよ。空席もあったので、仕事じゃない人間が紛れ込んでても見逃してもらえそうでした。そもそも私、なんでここにいるんだ?と考え始めたら自分自身が沼に沈みそうだったので、何も考えずに観ました。麻生久美子が可愛すぎてもう大満足でした。
そろそろ某かに所属していた方が、某かの名刺くらいは持っていた方が、と人生の所属について考えざるを得ない気持ちで試写室をあとにしてパックの豆乳ミルクティー飲みながら歩いてたら、駅のホームに向かう途中で靴擦れしたっぽい足を引きずる女性がいた。靴擦れくらいでそんなか!?ってくらいひどく大袈裟に足を引きずっていたので、持っていたバンドエイドをあげようかなと思ったんだけど、やっぱり靴擦れレベルを超えた感じの足の引きずり方で、もしや私が富士山から下山した翌日に体験したあの笑っちゃうくらいの筋肉痛とか…と躊躇して考えてるうちにその女性はさっさとキオスクでバンドエイドを買っていた。
いよいよこんな大人でいいのだろうかと思ってモヤモヤしてきたので、こういう時は煮ものだ!と帰宅して家にあったジャガイモで肉ジャガを作ろうと思ってジャガイモを全部剥き終わってから肉がないことに気がつきました。白滝もない。なんの当てもなく白滝を冷蔵庫に入れておくほどの料理の腕前ではないよな自分。チャーハン作るとき用に冷凍しておいた鶏肉(肉じゃがといったら豚肉だろうに)が慰め程度にあったのでヤケクソでそれを入れて、もはや肉ジャガとは呼べない「ジャガ」なるものを食べたらそれはそれでおいしかったので、やっと「お疲れー!」という気分になった。所属も名刺も甲斐性もない大人になってしまったものの、煮詰めていけばちょっとした味のある某かにはなるものだ。自分こそジリ貧もいいとこだけどそれも味。
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