| 2008年07月16日(水) |
i'm sticking with you |
仕事後、銀座。レディースデーで「juno」を観に。春から早々にサントラを手に入れてしまい、もうここ最近は部屋で聴いている音楽はこのサントラばっかで、普段自分が聴いてるような人たちの曲も入っているので日々の自分のサウンドトラックとなっていたんですけども、映画始まったらサントラは本編で流れた順番で収録されていて、曲に対してのシーンがいちいちとっても良かったので嬉しくなりました。皮肉ばっか言ってるうちに本心が自分で分からなくなったりしているジュノが、16歳の時の自分を見ているようでしたけども、望んでいない妊娠をしたことでまわりの人たちの大切さに気づいていくストーリーで、エレン・ペイジの奔放な感じに全く無理がなかったので、軽過ぎもせずシリアスにもなり過ぎなくてとてもいい作品だった。監督のジェイソン・ライトマンは自分と同い年、脚本のディアブロ・コディは1つ年下だ。野球選手や芸能人が自分と同い年、というのとはまったく違った感覚が。30代とは同世代同士でこんな作品が世に出せるようないいお年頃でもあるわけです。

ジュノがお父さんに「機嫌のいい時も悪い時も、ありのままの自分を受け入れてくれる人を見つけなさい」と言われるところがとても良かった。お腹の大きな自分をありのままで受け入れてくれる家族や友達の存在に気づいて、自分がそんな風に思える人のことにも気づくいいシーン。ほかにも好きなシーンが色々。セックスした時にジュノが忘れていった下着をポーリーが握りしめてるところとか、カット・ケミストが科学の先生役で出てくるシャレのようなシーンとか、お腹が大きくなってきたジュノにマークが「Most Fruitful Yuki」という妊婦の女子高生が悪と戦うという日本のマンガをプレゼントしてくれるシーンとか、ジュノがポーリーのココが素敵、ココがいいと言ってるうちに、そのうち「何もしてなくても素敵」って言っちゃうところとか、サントラにも入っている「anyone else but you」を2人で歌うところも。
先週くらいで先に観に行ったびしばちゃんから「juno」についてのメールをもらってたので、映画館出てから私もメールした。今度の日曜、小谷さんのライヴの前にジュノ集会をすることに。
|