tdd diary

2008年06月24日(火) universal

誰もが何かしらいくつ買っても欲しいものというのがありましょう。スニーカー買うのがやめらんない、チョコエッグ出たらシリーズ揃うまでやめらんない、プラモデルは2個づつ買うのがやめらんない、とかまあ人それぞれ。私のそれはバッグです。これが高いブランドもののバッグとかだったら今頃自己破産でもしてるとこでしょうけども、基本的に布でできたトートバッグみたいなバッグを買うのがやめられません。ミシンも布も持ってるので、作ろうと思えば作れるような簡単なものまで買います。私にとっての最上のバッグは当房優子さんの作られたバッグですが、100円とか200円とかでも気に入るとずーっと使います。ブランドものにはあまり興味がありません。

唯一、私の持っているブランドもののバッグというのが、10年くらい前に1年くらいかかってやっと車の免許がとれた時に、もう途中から教習所行くのが嫌で仕方なくなってたりしたのを耐えに耐えてとうとう免許証を手にした自分に何か褒美をやらずには気が済まないという、完全に勢いだけで買ってしまったヘルムート・ラングの小さなバッグです。普段から自分にご褒美つったら食べ物とか本とかですからね、革のバッグを褒美にするなんてたぶん今後の人生合わせてもこれ1回だけです。というところで、いかに教習所に行くのが嫌だったかが推し量れます。でもまあそんなに大袈裟にいうほど高価なバッグでもないんですけど、買った時のことは今でもよく覚えていて、埼玉の鴻巣ってとこにある免許センターに試験を受けに行き、合格して免許が発行されたその日の帰り道で大宮の丸井で買いました。完全に勢いです。そういえば、革製のバッグもこれが最初で最後です。もっぱら布。それが今でもやめらんない。何でもいいわけでもなくて、かたちや色に自分なりのこだわりを持って買っているんですが、まあそれもあるような、ないようなもんです。



バッグの中には女の人生が詰まってるらしいですが、みんな大切だけど実にくだらないものばかりあれもこれも詰まった自分のバッグがとても心配だ。


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hatori [mail]