ハンドボールというスポーツすら知らなかった人も、中東のお金持ちがお金でオリンピック出場権を何とかしようとしたりしなかったりの一件で、そんなスポーツが存在するということくらいは良くも悪くも知れ渡ることになった昨今。なぜハンドボールなのか。ハンドボールくらいなら大丈夫だろう的なものを感じずにいられないのは、ハンドボールをやったことのある人だけではないかもしれません。それくらい地味なスポーツです。ハンドボールの試合はやったことある人しか観ても面白くないかもしれない、ようなところもある。何言ってるかよく分からなくなってきましたが。
人にハンドボールってどんなスポーツかと聞かれるたびに、サッカーとバスケを足して2で割ったようなスポーツだと大雑把すぎる説明をしてきました。もっと簡単に説明すると、手で行うフットサル。フットサルコートくらいの広さに、小さなゴールポスト。ゴール前にはキーパーが立っており、キーパー以外の6対6が攻守に分かれて30分ハーフ30分のゲームをします。バスケほど得点は入りませんが、サッカーよりはゴールシーンは多いはずなのに、滅多にキメポーズみたいのをする人はおらず、ゴール=攻守の入れ替わりなので、浮かれているヒマがありません。同点で試合時間が終わるとペナルティスローというサッカーでいうならPKみたいなものをします。
youtubeに好きな人が個人で編集したと思われるハンドの映像があったのでリンクします。こちら。こうして見るとけっこう面白いじゃないかと思うんですが。でも地味だ。サッカーやバスケで天才的な才能があれば神様と呼ばれることもありましょうが、ハンドボールの神様だったとしても、知名度はヨーロッパ限定なのだった。
盛んな国ではこの盛り上がり。
|