朝ドラの「ちりとてちん」がとっても良い。朝ドラヒロイン、かくあるべしといった感じに、とても人間臭い女の子が前向きに頑張り、自分を取り囲む社会とその人々から多くを学んで成長している。落語家一門の話で笑える場面も泣ける場面もあり、朝からとてもいい気分にさせられる。
家族と友達だけに囲まれていた子が、ある日社会に出てそれまで教わらなかった色々なことを1つづつ学んでいく。世の中には本当に色んな人がいて、いい人ばかりじゃなかったり、飛び込んだ世界にはそれぞれそこのルールというものがあったり、そうやって人と関わりをもつうちに人間は成長していくんだなあと、もはやヒロイン目線ではない見方を自分がしているような気もしますが。色んなことに気づかせてくれて、ちゃんと見守ってくれるいい大人に出会えれば、人はちゃーんと伸びるんだなあという安心感みたいなものすらあったりします。それにしても暮しの中に笑いは大切だなとつくづく思う。

1番弟子の草原兄さんだけ、本職の落語家さん。
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