春頃からチクチクと刺していた刺繍が完成したので、今まであんまり額に入れたりしたことがなかったんだけど、自分用のとしては初めて額に入れてみた。小さい作品だけど額に入れるとそれらしくなるもので、引っ越しでもした暁には玄関にでも置いとこうと思います。

これはドイツの会社から出てる図案だけど、何だかんだと毎月のように色んな本や雑誌が世界中から出ていても、デンマークやスウェーデンの昔の本に出ている図案が素朴で可愛らしいものが多いのはなぜかなあといつも思います。18世紀頃はドイツの出版社が出していたクラシックなものが中心だったのを、19世紀に入ってイタリアのモザイクアートの影響を受けた北欧のデザイナーたちが作りはじめたクロスステッチ用の図案が出始めて、それが今出ている図案作りの基本になったくらいの影響を残しています。見たものをそのままっていうだけではない優れたデザインをいくつも残したアーティストと、それを技術の面で支えたスタッフがあって今も残っているものなのだけど、ちょっとしたモチーフを見てもすぐその人と分かるような優れた作家が、北欧からは最近はなかなか出てこなくって、変わりに盛んなのはフランスの方だったりします。
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