なんとか日記
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2005年01月10日(月) 観世九皐会 一月定例会

一月定例会@矢来能楽堂
翁・東北・鶏聟(狂言)・仕舞・野守で5時間ちょっと。友人が初釜で来れないとのことだったので、かわりに。
矢来能楽堂は演者と近くてとても迫力がある。この間道成寺で行った国立は立派で綺麗だけど、矢来の方が楽しめる気がする。
翁は圧巻。’翁は能にして能にあらず’といわれているそうだが、ほんとにその通り。
天下泰平、国土安穏、五穀豊穣を祈る儀式に近い’祈祷の芸術的表現’らしい。囃子方、地謡方も熨斗目の着物で最高礼装。
面箱&三番叟は狂言方。狂言界では有名な若手兄弟とのこと。年が若いからなのかわからないけどダイナミックな動き。
でもダイナミックだけではだめらしい。難しいね。
東北はながーいです2時間弱。見し夢はさめて失せにけり。なんというか気品ね。気品。
野守はね、途中5分位我慢できずに寝た。すみません。つまらなかったとかじゃなくて魔術にかかった。
しかし起きたらすっきり。鬼神になってからは怒涛の展開。寝てる暇はありませんよ!
さすがにこの辺はほとんどの人が起きていた。奈落の底に入っておしまい。全体的にとても面白かった。
一つ思ったのは、太ってるとなまくら坊主みたいであんまりよくないと思う。好みの問題かなー? 今日は謡本とにらめっこだった。
そしてやはり装束がワンダホー。ワンダホー!!!はまりそうな予感。


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