My Cup Of Tea...POO

 

 

笑殺テンパリング固め - 2001年02月12日(月)

一年に数度、
「これ、用途あからさまに間違ってんじゃないの」ってモノで、
殺されかけることがある。
例えば、今日なんかはそうだ。

月1回の定例会にて、高校の友人たちと集った。
合計11人。
そして今日は2月12日。すなわちバレンタインデーの前前日。

私たちには高校時代から、バレンタインデーになると
自分たちでチヨコレイトを持ち寄って、女ばかりで食い漁る、という伝統がある。
女子高出身だから、いたしかたない。

今日も、チヨコレイト菓子が勢ぞろいした。
それもほとんど手作り。
愛が満載。
美味しかったし、こんなにチヨコを食べるのは1年にこの季節くらいだから、
胃袋に詰め込む。ひたすら詰め込む。

結果。
ふた昔前のニイサンたちのリーゼントみたいに、
ぱんぱんに突っ張った我が内腑。
チヨコレイトで胃袋コーティングされたみたいだ。
愛が痛い。

思えばかつての我々のバレンタインデーには、
ロシアンチョコレートも登場したものだった。
チョコレートの中に、とっても素敵なものが詰まっている、という代物だ。
例えば、キムチ。例えば、御飯のり。例えば、わさび漬け。
そんなカラフルな味の数々が、
チヨコと一緒に終わらない夢のように口の中に広がる。
マヨネーズ入りのチヨコを食べさせられた時には、
私の舌はコサックダンスを踊ったっけ。

今年は、そんなロシアも真っ青なロシアンチヨコレートは登場しなかった。
皆、そんなものに全力を傾けるような若気の至り的暇は、
もうないのかもしれない。

ちなみに私は、トリュフを作った。
なんのことはない。ロシアンチヨコレートを作るのに失敗したのだ。
・・・・来年こそは。


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