於徒楽的日記(OFF生活編)
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2001年08月11日(土) 出町柳の黄昏

 久し振りに何もしない時間が持てた。夏の終わりのひとときを、と、研修(ホームページから別日記サイト参照)のあと京阪電車の終着駅まで行ってみた。
 ポイント的に学生が多い地域であり、ちょうどバイオリン練習をしてる人やアベックやサークル連中が居た。犬の水浴びとか、親子連れの川遊びとか、ジョギング中の人。小1時間、いろんな人々が於徒楽の目に触れては消えていった。誰にも話し掛けることなく、逆に声をかけられることもなかった。
 バイオリンはチューニングを時々繰り返しながら、タイース、ベートーベン、サン=サーンスなどの名曲メロディーを奏でた。でも最後のほうで何故か「愛燦燦」が。作曲者は誰でっしゃろ? お、調べたら小椋佳氏。なんかクラシックの中で意外においしい雰囲気だった。
 夕暮れが闇に吸い込まれる前に、花火の始まり。川のせせらぎを遮る。自然の風を一杯享けて、緑に親しみながら家路についた。


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