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2004年11月07日(日) NYの街角:ミート・パッキング・ディストリクト散策



「今、NYで一番お洒落なスポットはどこか」と問われれば、おそらくNYに住む人の半数はミート・パッキング・ディストリクトだと答えるだろう。SOHOでもなく、NoLitaでもなく、Christopher Streetでもなく。

ミート・パッキング・ディストリクトは、その名の通り、精肉工場が立ち並ぶエリアだ。14th Stから12StとHudoson Stからハドソンリバーまであたりのごく狭い範囲を指す。ほんの数年前まで、昼は工場労働者で溢れ、夜は街娼が立ち、SMクラブがあり、という、どちらかと言えばいかがわしい地区に分類される場所だった。

それがいまや、Spice Marketや、Pastisといった有名なレストランが並び、セレブ2名の推薦状がなければ宿泊できない会員制のホテルがあり、LOTUSAPTをはじめとしたお洒落なクラブが並ぶ、流行の最先端を行く街になってしまった。

日曜日の午後に出かける場所ではないのかもしれない、と思いつつ、友人と出かける。



石畳の街である。Pastisの前の路上で、昨夜Reunionで再会したばかりの友人Cとその恋人Markと遭遇して驚く。何か私の研修している事務所の名前を間違えられたような気がするが訂正するのも面倒なのでそのまま流す。彼らはPastisで昼食を取って、これからBostonまで帰るとのこと。

Design within Reachという家具ショップで柳宗理のバタフライストゥールを見かけ、購買意欲を刺激されたり。精肉工場は日曜日とあって、どこもシャッターが下りている。路上に靴が落ちている。SCOOPの前には、上半身裸の男達が十数人集まっている。どうやらCMの撮影らしい。



MEETというカフェで夕暮れを迎え、その後、ハドソンリバー沿いに沈む夕陽を見ながら歩く。もう秋も終わりだ。



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