2004年09月05日(日) |
NYの街角:本屋巡りの一日 |
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昨日は、マンハッタン最大の古本屋Strandに行くつもりが、前から気になっていた46丁目のGotham Book Martへ足が向いてしまう。
入り口のデスクの女性にかばんを預け、しばらく良書探索。実に趣のあるダークブラウンのオークの書棚に囲まれた静かな空間。ささやかだが確かな幸福感を覚える。数は少ないが品揃えは面白い。高橋源一郎の「さようならギャングたち」の英訳が置いてあった。
二階に上がろうとすると、閉鎖されている。「二階はいつ開くの?」と聞くと、「多分今月の中旬になると思います。古本を全部まとめて移転している最中なので、セレクションが終わればいい品揃えになると思いますよ」とにこやかにデスクの女性に言われる。
その後、旭屋書店へ。 松浦寿輝「あやめ 鰈 ひかがみ」を読んでいると、立て続けに知人たちに出会う。NY在住日本人の溜まり場なのだ。事実他の友人夫妻にも目撃されていたことを後で知る。
結局高橋源一郎「日本文学盛衰史」の文庫と松浦を買う。その後、友人たちとかつ濱で食事し、Midtownのテラスのあるbarで夜中まで呑む。
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