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2004年05月24日(月) ニューオーリンズ旅行記(5):フレンチクオーターでの一日



この日も、一日市街散策及びカフェを見つけて物書き。





昼前になって腹が減ったので、Gumbo Shopに行く。


Gumbo Shop

ここは、非常に有名なケイジャン料理の店。店に入ると、まだ正午には早かったためか、人が少ない。観光客向けのようなコンボメニューの量がどのくらいなのかウエイトレスに聞いてみると、となりに座っていた青年の食べている皿を指差す。

その青年と話をする。聞いてみると、彼はJapanese Canadianであるという。ケベック出身とのことで、フランス語と英語、日本語のどれがいいか聞いてみると、親と話すときは日本語だが、英語が一番得意でフランス語はそれほど得意ではないというので、英語で話す。

カナダのMcGill大学という名門のロースクールで学んでいるという彼は、饒舌に、ローヤーになって学費を稼いだら音楽関係の大学院に進むつもりだという。ニューオーリンズに来るところをみるときっとジャズをやるのかと思って聞いてみると、クラシックのピアノだという。ここへは、彼女と別れて傷心旅行に来ているようだった。一緒に住んでいたのだが、別れてしまったために彼女にアパートを追い出されてしまい、次のアパートの入居日がまだ先なので、その間、帰る所がないから旅行しているという。お互い一人旅なので、色々愉快に話をして長居してしまう。最後にフランス語でちょっと挨拶して、店を出る。

***


ジャクソン広場

その後、ジャクソン広場で何も考えず、ぼおっとする。実に贅沢な時間の使い方をしている気がする。その後、Café du Monde。3回目。ここのコーヒーは今ひとつだが、ベニエはやはり美味しい。

三人組の男性が、無言のパフォーマンスを路上でやっていた。コミックものらしく、かなり集まった観客たちから笑い声と喝采を浴びている。彼らの後ろを通ると、日本人であると見て取ったのか、3人組のうち一人がこちらに向けて面白おかしくペコペコお辞儀する。もちろんこちらも彼のコミカルな動きを真似てペコペコお辞儀する。観客から拍手と笑い声を浴びて、気持ちがほぐれる。

***


夜、またバーボン通りを歩く。
適当にbarに入ったり、人々を観察しているだけでも面白い。



いよいよニューオーリンズ最後の夜だ。

何度も通ったCanal St.もこれが見納め。

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