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2004年05月22日(土) ニューオーリンズ旅行記(3):フレンチ・クオーター散策

友人たちはサンアントニオに去り、今日は一人でフレンチ・クオーター散策と決め込む。

Court of Two Sistersへ。午後1時からの予約を取り、それまでぶらぶらすることに。ここはジャズの生演奏を聴きながら食事を取ることができる店で、Royal Streetでは一番伝統があり、有名な店のひとつ。しかし、自ら店の看板に”Historical and famous”と書くのはどうかと思う。店の前でパフォーマンスをやっていた。


写真では判りにくいが、彼はこの姿勢をずっと維持している。そして視線も口も固定したまま、観客に喋りかける。

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海賊ジャン・ラフィットが隠れ蓑として経営していたという鍛冶屋を目指す。ここは現在は古びたままの姿でbarとして運営されている。灯りすら電気を使っていないとのこと。





そのあと、ボールガール・カイズハウス、ウルスラ修道院、などを巡る。午前中だというのに、既に蒸し暑い。日差しも強く、帽子を持ってこなかったことを後悔する。街を歩く人は少ない。いつもの街歩きの速度で、アイアン・レースのある洒落た家々を見て回る。瀟洒な家ばかりではなく、寂れた外観の家も見て歩くのが楽しい。

その後フレンチマーケットへ。本来はチョクトー族のトレーディング・ポスト(交易所)だったマーケットは、現在はほとんど観光客向けの市場になっている。それでも結構な賑わいを見せている。



マーケットを抜けて、リバーフロント・ストリートカーに乗る。ここでブラジルから来たという若い夫婦と話す。この夏にサンパウロの友人を訪ねて行くかもしれないという話をしたり、写真を取り合ったり。


Court of Two Sistersのパティオ

Court of Two Sistersで昼食。バフェイ形式なので、一人で行くのにはあまり適していないかもしれない。味の方は、総じて高い水準にあるニューオーリンズにしてはいまいち。しかし、パティオで木漏れ日の中ジャズを聞きながらの食事は、雰囲気としては素晴らしい。

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その後、ジャクソン広場の大聖堂脇のPirate’s Alleyという細い道を通り、フォークナー・ハウスへ。かつてフォークナーがここに住み、初めての小説を書き上げたといわれる。


現在は書店になっている。

夜までぶらぶら。長く滞在するのに適した静かで落ち着ける喫茶店を探してみたりして日が暮れる。日が暮れると、またバーボン・ストリートへ。



夜は更けゆく。

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