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2004年05月01日(土) 西海岸旅行記:シカゴ入り

目を覚ますとまだ夜明け前である。霧のかかった湖畔を列車は走っている。名も判らない駅に差し掛かるあたりで写真を一枚だけ撮り、そのまままた寝台へ。



気がつくと既に朝食の時間である。サザンブレックファストを選択し、そうまずくない朝食に満足する。寝台は全て3食込みの料金であり、お金を払う必要はないが、金額が入ったメニューを渡されるので、それを参考にtipを置く。

列車はしばらく都市部を走り、ほぼ時刻表どおり朝9時にシカゴに到着。5月初めのシカゴは予想よりもはるかに寒い。上着を用意してあったので助かった。

シカゴでは、昔は有名であったというかなり旧いホテルにチェックイン。調子の悪かったトランクの車輪が完全にスタックしてしまったので、車輪付キャリアを買うため、近くのミシガン・アヴェニュー沿いの旅行用品店を覗いてみる。すると、店員に日本語で話しかけられる。アジア系の顔立ちではないのに、非常に発音が上手いので、どこで日本語を学んだか聞いてみる。すると、岩手県の大迫(オオハサマと発音する)という町にいて1年間英語の教師をしていたことがあるとのこと。こちらも修習で岩手県盛岡市に1年4ヶ月ほど居たことがあるので、大迫は当然知っている。しばらくローカルな話題で盛り上がる。岩手の方言で県外の人には発音が難しいとされる「なはん」という言葉を綺麗に発音していたのがなんだか微笑ましかった。


シカゴ・アート・インスティテュート前

その後、しばらく街を散策。シカゴ美術館を見学。コンテンポラリーの充実ぶりが目を引く。ちなみに写真は翌日早朝に撮影したものなので人がほとんど居ないが、普段は賑わう場所である。

次にミシガン湖沿いの高層ビルのJohn Hancock Observatoryに行き、市内からミシガン湖を一望する。


Magnificent MileのWater Tower

夜になって、落ち合う約束をしていたシカゴ大に通う友人から電話。ホテルのロビーで待っていると、驚いたことに、ペンLLMの別の友人に遭遇する。彼も、このホテルに泊まるらしい。結局、その友人も連れてシカゴ大の友人と一緒に飲みに行くことに。

深夜ホテルに戻ると、隣の部屋が騒がしい。週末の夜ということもあってか、パーティの後に部屋で盛り上がっている感じである。複数の男女の喧しい声に加えて何度も電話が鳴り響く。部屋が古く、壁も薄いようだ。うるさかったものの、疲れていたこともあってベッドに入る。朝方になってようやく何人かが去り、静かになったと思ったら、カップルが成立していたのか(行為が)始まってしまった。男の声が実にうるさいが、布団をかぶり、えいと無理やり就寝。

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