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2004年02月08日(日) 留学日記:NYの夜は更けて(2)/ウィリアムスバーグの画廊


ウィリアムスバーグの街並み

前日の続き。美術史専攻の友人Oの薦めにしたがって、MoMA Queensを駆け足で見る。MoMAは現在仮移転中で、移転先はクイーンズ区である。Kiki Smithの展示が目玉。常設展示のスペースは狭く、かなり前の記憶にあるMoMAに比べて段違いに見劣りする。

その後P.S. 1へ。P.S.1は、パブリックスクールを改造してコンテンポラリーアートの美術館に仕立てている。最近は、ここが面白いらしい。夏には、毎週末にここでイベントが行われ、音楽やダンスで盛り上がるとのこと。

実際の展示は、ちょうど谷間だったようで、展示点数が少なかった。それでも、意欲的な現代のアーティストの作品があり、Barry X Ballの素晴らしいオニキスの石彫を見れたのは収穫。

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その後、Oと彼の行きつけのルーマニアレストランで落ち合い、ウイリアムスバーグの画廊へ。さすが専門分野だけあって、Oは非常に顔が広く、どの画廊でも受け付けの人と話し込んでいる。


Black & White Galleryや、PIEROGIといった有名どころを見つつ、Oが説明してくれる。説明を自分なりに解釈すると、ウィリアムスバーグは、次のような位置づけらしい。

1. 若手のアーティストはある程度広いアトリエを必要とするため、(かつ貧乏であるため)家賃の安い地域を探して移り住む傾向がある。
2. アーティストが住むようになると、画廊やおしゃれなレストラン、ブティックが後を追いかけてくるので、家賃が高騰し始める。10年前から比べると現在の家賃は3倍程度。
3. もともと家賃が安かったこの地区に日本人のアーティストが比較的多く、現在5つの画廊が日本人経営である。
4. 現在は50程度の画廊が存在しているが、日本人経営の画廊が全体をリードする立場にあると言われている。

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Naoki Iwakawa氏の作品とCaveの中の様子(お詫び:ShigeMoriya氏の作品と表示しておりましたが、写っているのは、Naoki Iwakawa氏の作品でした。大変申し訳ございません。お詫びの上、訂正します。2004年2月14日。TU)

Naoki Iwakawa氏の作品とアトリエ



日本人アーティストのアトリエCaveを訪問させてもらう。
Caveはアトリエであるがギャラリーと住居も兼ねている。ShigeさんやNaokiさんの製作途中の作品が無造作に壁にかかっている。作品のスケールもさることながら、展示会を活発に行ったり、ベトナムからの若手芸術家と批評家の養成を目的とした受け入れプログラムを行ったり、積極的に活動している様子が伺えた。こういったところから、日本を代表する芸術家が旅立っていくのかもしれない。Websiteは必見。

Driggs St.とBedford Av.沿いのいくつかの画廊を回る。LunarBaseなど意欲的な画廊が印象的であった。タクシーを拾って帰途に就く。Amtrakで友人を空港まで送る途中、電車が停電するトラブルがあったが、何とか送り届けることができた。

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