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2003年08月10日(日) 留学日記:日曜日の図書館は5時で閉まる


日曜日の図書館は5時で閉まることをすっかり忘れていて、追い出されてしまった。明日の午後が提出期限の課題は中断せざるを得なくなった。センターシティへ戻ろうとSurface Lineの入り口に行くと、青い回転灯が点滅している。運行していないことを示すサインだ。仕方なくバスに乗る。

Barnes & Nobleに併設されているスターバックスでトール・カプチーノを頼む。そもそもショート・サイズは存在しない。メニューはTallから始まる。日本では常にダブル・トール・カプチーノなのだが、こちらではまだ試したことがない。(1 shot追加という表示が見当たらない。)様子をしばらく見てみることにする。

途中までの課題の記述を整理して、見直す。単に英語を洗練させる以上のことはできない。WestLaw(*)を使うよう指定されたリサーチなので、課題をこれ以上先に進めることはできないのだ。明日の朝、図書館が開く時間帯から再開するほかはない。

(*WestLawはLexis-Nexisと並ぶインターネット法律情報有料検索サービスの大手である。判例情報へのアクセスのためには、非常に便利である。個人的な意見を言えば、ユーザビリティの配慮の点ではLexis-Nexisの方が上のように思われる。)

これから、Iron Chefがフィラデルフィアのジュエリー・ロウで開いたMorimotoという店にディナーの予約が入っている。Iron Chefというと何かと思われるかもしれないが、料理の鉄人のことであるらしい。日本で放映された料理の鉄人がこちらでも放映されていて、全く構成の同じIron Chefなる番組が好評を博したらしい。Zagatによれば、非常にゴージャスな内装で、雰囲気は最高とのことである(Morimotoはnew comerなので、まだratingはない。)。しかし、非常に高いので、頻繁には行けないだろうとも書いてある。Ratingがない店は、Price rangeの表示は概略のみである。曰く、VE (very expensive)。

後ほど(値段も含めて)ご報告申し上げることにする。

* **

追記


morimoto

一言でいうなら、morimotoはかなり上出来の部類に属するといえる。勿論、ここは東京ではなく、ParisでもNYでもないという事実を前提にした場合の話である。内陸のフィラデルフィアで新鮮な魚介類を用意するのは、かなりの困難が推測されるので、使用される食材の新鮮さだけでも十分な価値がある。日本風の食材がベースだが、それぞれ独特の工夫が凝らされている。首を捻りたくなるような組み合わせもないではないが、(例えばワサビ・ティラミスとか、掬い豆腐にspicyなチップスのコンビネーションとか)それも一応遊びの範囲にとどまっている。懸念の値段は、270$。4人でビールをそれぞれ1杯とワインを1本頼み、Tipを15%くらい入れて、この値段である。料理の水準からいえば妥当なラインというよりやや安いという感じもする。










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