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2003年07月03日(木) パリ留学日記:ロワール紀行(2)


最初にお知らせ。

Photo Gallerieを更新しました。ようやくまとまった時間がとれたので、整理して新たな画像をアップしました。日記とギャラリーとをあわせてお読みいただくのも一興と思います。

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ヴィランドリの隣の小さな街で買ったパイを食べながら車で移動。次に着いたのはAzay-le-Rideau(アゼ-ル-リド)。日本人には到底一度で覚えられない名前の城であるが、結論からいうと素晴らしかった。



この城館は川の中州に位置し、周囲はよく手入れされた芝生で覆われている。夜になるとライトアップをするようで、紹介用のビデオには、ライトに照らされた人の影や、鳥の影が城館の城壁に反映している幻想的な光景が映し出されていた。

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その後、一度トゥールに戻って、昼食。ここで、我々は、午後のコースの変更を交渉することになった。一泊することは決めたものの、翌日の午前中には、限られたコースしかないので、このまま午後のコースを取ると、翌朝の予定が宙に浮いてしまうのだ。午後にならないと判らないとのことで午後に再び待ち合わせ場所に行くと、「予約してあった数人が現れず、最小開催人数を満たさないので、ツアーが成立しない」と言われてしまった。しかし、ここでも我々は運が良かった。本当に最後の最後で、予約組が現れ、ツアーを組めることになったのだ。

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午後は、シュヴェルニー城とシャンボール城へ。

シュヴェルニーは、城館の形が端整で、俗に「TinTinのお城」と言われている。タンタンというのは、ご存知の方も多いと思うが、アニメの主人公の名前である。

ここは観光客受けしそうな「お城」であり、実際、かなりの人数が訪れているようであった。



シャンボール城は世界遺産に登録されていることもあって、最も世界的に知名度が高い城館である。規模も他の城館に比して大きく、ロワールを訪れる観光客はほぼ確実にここに立ち寄る。

見るべきものは、外見や塔の美しさもさることながら、二重螺旋の階段であろう。



結構ここで歩いて疲れてしまったが、それなりの価値はあった。

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夜はトゥールの旧市街の広場で食事。一体どこから来るのか、夜11時を過ぎても大賑わいである。

ここでの出来事はまた次回に。更新は明後日になると思います。









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