2003年03月19日(水) |
日々雑感:幸運に依拠した覇権 |
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某国の大統領が、別の某国に対し宣戦布告をしたわけである。愚鈍な別の某国の首相もこれに同調している。もうだいぶ前から同じことを書いているので、もはや言うべきことはない。というか、余りにもツッコミどころ満載で、もはや突っ込む気も失せているのだ。
ところで、大量破壊兵器を持つ(或いは持っていると推測される)国で、(独裁的)権力を持った者が戦争を仕掛けることができる国という意味では、某国と別の某国は全く共通であるわけである。多少、国民向けの宣伝をしなければならないという部分を除けば。
某国はそんな国なのである。ローマになろうとする某国の君主として、経済的合理性を人間の血よりも重視しないまともな人間が選ばれるという幸運な場合のみ、世界は血を流さずにいられることになる。
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