2001年06月04日(月) |
書評:ハヤカワepi文庫シリーズ |
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日曜の夜、(というか月曜の朝)眠りにつくことが出来ず、買ってきたばかりの早川EPI文庫に手を出す。
ハヤカワEPI文庫は、創刊したばかりで、第1回配本だそうだが、ラインナップがスゴイ。表題にあるアゴタ・クリストフ「悪童日記」、カズオ・イシグロ「日の名残り」の外、ボリス・ヴィアン「心臓抜き」、グレアム・グリーン「第三の男」、コーマック・マッカーシー「すべての美しい馬」がズラリと並ぶ。私の趣味を見透かしたかのようだ(笑)。
早速、アゴタ・クリストフ「悪童日記」、カズオ・イシグロ「日の名残り」、ボリス・ヴィアン「心臓抜き」の3冊を購入。ボリス・ヴィアンの「心臓抜き」は既に一度読んでいるが、他の2冊は初めてだ。
眠れぬ夜に、上記掲題の2冊を矢継ぎ早に読んでしまう。 読み終わるのがもったいないと思わせる書物はそうそうないが、いずれもあたり。 書評を書くのは、今は時間がないので、次回に。
なお、EPIという聞きなれない言葉は何か?という当然の疑問には次のハヤカワのHPの公式見解を。
*epiとは……21世紀の若い読者に海外小説のおもしろさを伝える発信源(epicentre)になろうという思いをこめてつけられた名称です。
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