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大学生のころ、仕事のために費やす時間がもったいないからいわゆるサラリーマンになるのはやめようと決心した。 どうせ食べるために仕事をしなければならない身分ならば、時間を管理できる職業に就こうと考え、資格試験の道を選択した。
その目論見は幸運にも成功したものの、皮肉なことに、現在、僕は、生きている時間の大半を仕事に奪われている。
こんな言葉がある。 「自分の運命は自分で管理すべきだ。 さもなくば他人が管理する。」
状況は、やがて習慣化する。習慣化した状況に対応するため、これをルール化すると、制度となる。制度は、一人の人間を管理するに十分な力を持っている。 本当にやりたいことをやろう。
ここにこんな独り言を記すのは、自身への戒めのためだ。 生き急がねばならない。特に時間が無限ではないと悟るときには。
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