1998年02月03日(火) |
火を盗む者としての詩人 |
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私の好きな詩人、Arthur Rinbaud(アルチュール・ランボー)の手紙の中に、「詩人は火を盗む者です」との言葉がある。 これはもちろん、ギリシャ神話の、プロメテウスのことを念頭に置いた発言である。
詩人は、新たな文明をもたらす、火の盗人でなければならないとの自負を彼はこの言葉に込めたものと見ることができる。 この言葉は、詩人に限らず、文学、芸術を志す者の、あるべき一つの姿を強烈に宣言したものであり、僕はこの言葉をよく思い起こす。
前置きはこれくらいにして、約一年間の間暖め続けていた「文学−派ホームページ」をついに立ち上げた。ここには特にリンクを置かないことにする。
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