1997年12月24日(水) |
ノエル’1997、そして/あるいはシャトー・マルゴー |
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弁護士先生のクリスマス・パーティーに招かれる(フランスではノエルという)。わくわくしながら待っていると、すばらしい料理が並べられ、まずは、ドンペリニヨンでアペリティフ。
そして、メインにグラン・ヴァン(Grand Vin)。なんとシャトー・マルゴーを開けてくださった! 舞い上がってしまって、味が分からない……。意外にもすっきりした飲み口。決して軽くはないのだが、角が非常になめらかで、味わう間もなく溶けていく。
至福の時はあっという間に過ぎ、弁護士先生のお話を伺いながら、デザートワインまでたどり着くと、もう24日は終わっていた。恋人同士で迎えるクリスマスというのは日本の習慣に過ぎず、フランスでは、家族や親しい友人だけでこじんまりとしたパーティーをする事が多いようだ(負け惜しみ?)。
それにしてもシャトー・マルゴー。一生、忘れられない想い出になりそうだ。
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