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1997年12月07日(日) ボリスヴィアンとジャズ

休日はジャズに浸る。

ビル・エヴァンスからスタート、バド・パウエル、セロニアス・モンク、とピアノ・ジャズを聞き始めて、ようやくチャーリー・パーカーに至ったところである。

私の好きな作家である、ボリス・ヴィアンは、パリにジャズを広めた張本人であり、デューク・エリントンに深く心酔していたこともあって、前々から興味はあったのだが、時間の問題もあって、なかなか本格的に着手することができなかったのだ。ようやく自分のペースに戻ってきているような気がする。しかし、研修先でどの程度進歩できているのかはすこぶる疑問である。

"J'suis snob"(僕はスノッブ)を初めとして、クロード・アバディ楽団とともに彼自身が吹き込んだレコードもある。「僕はスノッブ」などという科白が似合ってしまうのもすごい。スノッブというのも、徹底してスノッブを気取るほどの教養を身につけてからでなければ批判すらできないことだから、それを自己表明するのは実に彼らしい。







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