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この一週間を振り返ると、検事の生活というのは本当に忙しいんだということがわかる。 もっとも、我々修習生が感じている忙しさは、検察官の忙しさとはだいぶ趣を異にする。
この一週間は、模擬裁判で幕を開けて、その打ち上げで、現役の裁判官であるKさん(うら若き女性)と 我々修習生は意気投合し、カラオケで熱唱した挙げ句、同席した裁判所事務官の方々をおびえさせるに 至るほどの一種異様な盛り上がりを見せてしまったのだ。 その翌日(というか正確に言えばその日のうちに)取り調べが入った上に、さらに今度は検察事務官の方々や、副検事の方々と飲む機会があって、 またまた午前様で飲んでしまったのである。しかも僕はその翌日(というか当日)検察官面前調書を一つ仕上げなければならなかったのだ。 修習生活はつらく、楽しい。とりあえず、あすはアルコール抜きで行きたいものだ。
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