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民事模擬裁判修習が昨日と今日の二日間にわたって行われた。
模擬裁判と言っても、別に法廷教室を使って行われるものではなく、録画された裁判の進行の実態を見るだけのものだ。とはいえ、現役の裁判官である教官たちがそのまま出演するのだから、迫力と臨場感はさすがに見るべきものがある。いくつか理解に苦しむ場面もあったが、全体としてはとてもよくできたものだ。 実務修習に入ってから実際に目にする民事裁判は期日ごとに細分化された手続きの集積であるので、一般の人が見て分からないだけでなく、当事者代理人と裁判官にしか何が起こっているのかさっぱり分からないのである。 その意味で、このヴィデオの傍聴は大変意味が深いものだったと言える。
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