昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年11月22日(月) 唇に血の酒

 こないだ提案したいい加減な企画が通って、急に忙しくなった。
 周到に準備した(つもり)だったり、綿密に考えた(つもり)だったりした時は箸にも棒にもかからないくせに、半分居眠りしながら考えた企画書が難なく通ってしまうのは一体何でだろ。でもだからといって、万年居眠りしていればいいかというと全くそうではなく、このあたりのからくりはどうなってるのか、もう永遠の謎だ。好きな人にはトンと相手にされないのに、えっ!アンタ誰?というような人に好かれてしまう時のような気分。ちょっと違うか。
 何でもいいけどこれで今週の予定は丸潰れになりそう。ほとんど絶望的な気分で帰る。

 家に帰って、宅配野菜の整理。このところ毎週入ってくるゴボウを使って一品作り、あとは手抜き。
 ごはんの後は、Tが買ってきた「クウネル」を読んでおでんが食べたくなったり、今よりもっと古い家に引越したくなったり、心は千々に乱れる。今住んでいるところも相当ガタガタで、つい先日も家の前を通った小学生に「なんやこれ、ボロボロの家やなー」と言われたばっかりなので、これはこれで気に入っているのだが、できればもう一部屋くらいあって、猫の額ほどの庭があれば、なおいいんだけどなあ、と妄想はさらに膨らむ。『晩春』での笠智衆と原節子の住まいが私の理想系。

 夜は、三浦哲郎の短編集「みちづれ」を読んでしまう。静かに静かに続いてきて最後にふと、グラッと振れる。難解な言葉は何ひとつ使っていないのに、その本質を言い当てることはとても難しい。人生の果ての果て、終わりのほうで読むともっといろんなことを感じられるかもしれない。私はまだその域に達していないようで、それがいいことなのかそうでないのかわからない。
 日記を書いて、消灯。時間は忘れた。

・購入物:なし

・朝食:ごはん、カボチャの煮物、梅干、漬物
 昼食:お弁当(焼鮭、ポテトサラダ、蕪の漬物、ごはん)
 夕食:牛肉とゴボウの甘辛煮、ポテトサラダを扇形ソーセージでクルッと巻いたやつ、カボチャの煮物、ごはん、焼酎


フクダ |MAIL

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